2025年5月14日 (水) 21:50
結婚と就職は似ている
若者はすぐに会社を辞めるというが、 やめられる会社には、相応の理由があると思う。 私は、過去に一度だけ短期離職をしたことがある。 正社員として採用すると言っていたのに、 入社してから、社員登用がいつになるかわからないと言われたからだ。 求人票には、最初の1ヶ月は試用期間で、 契約社員として働き、問題がなければ、社員登用するという話だった。 社員登用を約束した場合、よほどのことがない限り、社員登用を拒否することはできない。 例えば、欠勤が多すぎるとか、上司の言うことを聞かないとか… 仮に、スキルレベルが足りなかったとしても、 それが社員登用を拒む理由にはならない。 だから、雇い主に圧をかけてやろうと思って、 「1ヶ月以内に社員にしてくれなければ、辞める」と言ってみた。 すると「社員登用の話は聞いていない」と一蹴された。 実は、この会社は、私が入社する前に、トップの人事異動があり、 情報が引き継がれていなかったらしい。 私からすれば、そんなことは知らん。 引き継ぎができていないのは、向こう側の都合であって、私には関係のない話だ。 その会社は深刻な人手不足に悩まされているので、 当然、引き留められたが、ここで引き下がるわけには行かない。 「今ここで、1ヶ月以内に社員登用をするという約束ができないなら、退職する」というスタンスを曲げなかった。 この構図は、煮え切らない男と、プロポーズを待つ女の関係に似ていると思った。 多くの男性は、ギリギリまで遊びたいと思っているが、 女性は、出産のタイムリミットがあるから、早く結婚したいと思ってる。 特に、計画性なしに同棲したカップルは、このような関係になりがちだ。 同棲とは、結婚という人参をぶら下げることで、何の責任も負わずに、甘い蜜を吸える状態である。 仕事も同じ。 社員登用という人参をぶら下げることで、 社員として雇うリスクを負わずに、安い賃金で働かせられる状態だ。 しかし、女性や労働者には、旬がある。 特に、子供を希望するむ女性の場合、35歳で高齢出産の域に入るから、 煮え切らない男を待っている余裕はない。 労働市場でも、未経験の職種に飛び込めるのは、せいぜい35歳まで。 社員にするする詐欺で、 貴重な20代の時間を奪われた結果、再就職で詰む人は、少なからず存在する。 しかし、奴らから時間を奪い返すことはできない。 私の時間を大切にしない会社(男性)に、忠誠を尽くす義理はないのだ。 世の中には、履いて捨てるほど、たくさんの会社(男性)がある。 例え、その男が、ハイスペイケメンでも、 自分の時間を大切に扱ってくれない男に価値はない。